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ビオトープ事業

ホタルは日本の夏の風物詩として、その暖かで妖しい光を放ち、人々の心を魅了してきました。数十年前は、日本中の小川で見られていたホタルも、環境破壊が進み、今では限られた場所でしか見られなくなり、各地でホタルを呼び戻す運動が行われています。

弊社では、ホタルが棲む環境の細部まで目を向けた、子孫を育み永久に繁栄できる「ホタルビオトープ」を開発しました。
 

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自然と人の心をつなぐ景色を広げたい

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​ビオトープとは

BIO(生物)Tope(空間)の合成語で「生物の生息空間」という意味です。
見た目の美しさだけではなく、「生物がいかに生息しやすい環境をつくるか」という考え方は優先されます。
自生する植物や動物をうまく取り入れ、人工の設備をひかえてバランスのとれた生態系を創っていくのが「ビオトープ」です。

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ホタルの一生

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 ホタルは幼虫の時期にカワニナ(巻き貝の一種)を食べて育ちます。そのため、カワニナの棲むきれいな水が必要となります。 また、サナギになるための土や日陰を作る木、産卵するための苔も必要です。一生を過ごす上で、ホタルはきれいな水・それらを取り巻く自然環境、そのすべての条件がそろった所にしか生息しません。

 ホタルの飼育には様々な問題点が指摘されています。そのほとんどは、このホタルの一生のどこかで不都合があるためにおこります。例えば、水質検査の結果大丈夫なので、ホタルを放流したけど育たないなどの話を良く聞きますが、河川護岸がブロックで完全に覆われて植生が少なかったり、上陸する土が無かったり周辺の環境にまで目を向けてない場合も多く見受けられます。また、ホタルの幼虫やカワニナを遠くの地域から持ち込むと、生態系が微妙に狂い、定着が難しくなることもありますし、遺伝子汚染の問題なども指摘されています。

 弊社のホタルビオトープでは、カワニナが棲むための水は循環式のろ過でいつも自然界の清水に近い状態に整えており、繭やさなぎになるための土は特殊加工した土を使い、固くなく汚染されていない土壌を再現しています。また、苔や草花で産卵場所や休息場所を作って、本来自然界にあるものを凝縮しており、ホタルによりよい環境を作っています。 遺伝子汚染に関しても、東日本グループと連携し設置場所に適した生態の導入を行っております。

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ホタルのたまご

コケなどに産卵します。
約30日位で孵化します。

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幼虫

水の中でカワニナなどの巻貝を餌にします。
幼虫は水の中で約10か月位過ごします。

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サナギ

4~5月頃雨上がりの夜、光ながら上陸します。
土にもぐって約30日前後でサナギになります。

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成虫

5月中旬から6月中旬、土から出てきた幼虫は7~15日位光ながら川岸を飛び回ります。交尾をして、卵を産んで一生が終わります。

ホタルの一生
ホタル生息までのスケジュール
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ビオトープ設置のスケジュール

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ビオトープは一つ一つがオーダーメードです。
お客様の御要望、設置する場所の環境等様々な条件により実現出来る事出来無いことがございますので聞き取り調査を行います。

ビオトープの中心となる水質や土質、日照や周辺の自然環境等の調査を行い設計計画の基礎資料を作成します。

環境調査結果を基に設計を行い見積りを作成します。
見積内容をご確認後、工事を行います。

ビオトープは工事完了が完成ではなくスタートです。
水質や植生の管理などを行います。

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各種イベント

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環境・ビオトープ・ホタルに関する勉強会やイベントも行っております。

お気軽にお問合せ下さい。

各種イベント
ビオトープ設置実績

設置実績

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弊社では、屋内設置型・屋外設置型など、条件に合わせたビオトープを設置してまいりました。
制作・販売・メンテナンス以外に、屋内タイプのリースも行っております。
設置スペース・予算等に合わせたご提案や、屋外タイプの設置が可能かの調査・お見積りも承っておりますのでお気軽にお問い合わせ下さい。

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